2008年2月6日 本日の為替戦略

米国経済の鈍化が、欧州・英国市場へも波及、昨日の経済指標は欧米共に予想を下回り、株安+ドル高+円高と不思議な流れとなった。この傾向は今後の、ユーロやポンド売りにつながる可能性が高く注意したい。


円は・・・不思議な通貨で、ドルに同調するのか、ユーロ・ポンドに同調するのか不透明感が強い。かつては、ドル安=円安、ドル高=円高と、いじめられ約の兄弟通貨となっていたが、サブプライム問題の発覚後には、株高=円安、株安=円高となり、円は独自な値動きを続けているが、中期的なチャートを見ても、主要国通貨は売りに変化しやすく、円は売り買いのサインが不透明になっている。


●ドル円
ドル円は、ドル全面高の流れに108円台をトライ、またしても失敗、そして気がつけば106円~108円のレンジ相場の繰り返し。他の主要通貨の下落が激しい反面、クロスでは円高が進み、ドル円は動き難い展開となっている。何れこのレンジも崩れることは間違いないが、それまでは純張りの上値で売り、下値で買いを繰り返し、抜けたらその方向に付く以外、考え難い。


ドル円の4時間チャートは、106円~108円のレンジでの取引が続いている。上値のポイントは、107.88円、108.55円。下値のポイントは、106.08円、105.73円、104.96円。RSIは55と弱い上昇ラインが続き、トレンドモメンタムは買いを継続している。トータルの判断は、買い。105.73円~108円のレンジ相場継続の可能性もあるが、ドル買いの流れが続いている


●ユーロドル
ユーロドルは、ユーロ圏の経済指標は弱く、1.4800を割れ、激しい英系銀行の売りに主要通貨は急落、1.46台を割り込むと先の安値1.43台が目標になりやすい。一部ではECBの利下げを予想する動きも出始め、下値を試す動きが続きそうである。


ユーロドルの4時間チャートは、1.48を割り込み下落が続いている。上値のポイントは、1.4729、1.4798、1.4831、1.4955~65.下値のポイントは、1.4615、1.4590、1.4516、1.4364。RSIは35と下降ラインが続き、トレンドモメンタムも売りが継続している。トータルの判断は、売り。


●ポンド円
ポンド円は、クロスでは円高の流れとなったが、英住宅価格の下げ幅も予想より少なくポンドは予想外に健闘している。ユーロ・ポンドの売りにポンド円の下げはそれほどでもなく、209円~214円のレンジに納まっているが、円買い圧力が強く、レンジ相場での取引を想定しながらも、下値リスクは消えない。


ポンド円の4時間チャートは、209円~214円のレンジでの取引が続いている。上値のポイントは、210.42円、212.14円、212.45円、213.96円、214.56円。下値のポイントは、209.08円、208.50円、208.19円、204.60円。RSIは46と下降ラインを上抜けした可能性があり、反転するかトレンドのある長い下落となるか判断は必要。トレンドモメンタムは売りを継続している。トータルの判断は、売りだが、209.08円~213.96円を抜け出すまでは、レンジ取引を考え、上下共に抜け出した方向にポジションを傾けたい。


●本日の経済指標・その他
NZ(ウェリントン)休場
14:00 日本 12月の景気動向調査・速報=先行指数:予想40.0% 前回18.2%、一致指数:予想66.7% 前回30.0%
22:30 米 第4四半期の労働生産性(非農業部門)・速報値=前月比予想0.4% 前回6.3%、単位労働コスト=前月比予想3.5% 前回2.0%
22:30 カナダ 12月の住宅建設許可=前月比予想0.0% 前回-9.9%
00:00 カナダ 1月Ivey購買部協会指数(PMI)=予想46.8 前回45.9
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米財務省が四半期定例入札に関する記者会見