2008年4月7日 本日の為替戦略

週初の為替市場は、いつもながら前週金曜日の影響を受け、最初に取引されるオセアニア・アジア市場では、前週終値とのギャップの影響を強く受ける。米雇用統計が悪く、一部では米国リセッション入りが指摘され、利下げ観測が強く、発表後のドル上値の重さが強く印象に残る相場になっている。


本日の主な経済指標・その他からは、特に重要な経済指標の発表は無いが、豪・カナダの住宅建設許可件数と、OCEDが日本経済見の見通しを発表するが、どのくらい下方修正されているか気になる。


●ドル円
ドル円は、102.50~00円の間でドル売り意欲が強い事が確認され上値も重く、先週末の米雇用統計が弱く、ドル買いの出発点の101.45円まで値を下げている。本日は、雇用統計の悪化=弱気な株価=円買いの流れが続くのかを見極め、週初はどこまで値を下げることができるかを試してみたい。


ドル円の4時間チャートは、101.45円を超えてから買いに変化し、再び101.45円まで値を下げている。上値のポイントは、102.65円、102.95円、103.58~69円、104.98円。下値のポイントは、101.45円、100.88円、100.58円、100.07円。RSIは62と横ばいからやや下降し、トレンドモメンタムは売りに変化している。トータルの判断は、売りで、ピポットラインの101.45円を割り込むとドル売りが強まり、100.58円~112.65円のレンジに入る可能性が高く、103.69円を超えればドル買いに変化する。


●ユーロドル
ユーロドルは、金融危機から、リセッション入りのドルに変わる通貨として、安値圏では非常に買い意欲が強い。1.5700を超えてからは再び上昇リスクが増加し、ECB理事会では金利据え置きが予想され、G7でユーロ高阻止が声明に折り込まれる可能性の低く、買いが続きそうである。


ユーロドルの4時間チャートは、1.57~1.59のレンジ下限を割り込み、1.55~1.57の新しいレンジの上限を超えてきている。上値のポイントは、1.5773、1.5852、1.5895。下値のポイントは、1.5702、1.5685、1.5552。RSIは弱いながらも上昇ラインが続き、トレンドモメンタムは売りから買いに変わりそうである。トータルの判断は、買い。1.5683~1.5800のレンジに入りやすい。


●ポンド円
ポンド円は、米雇用統計をピークに約2日間続いたポンド円の上昇を、一気に戻し値を下げている。10日BOE金融政策委員会では0.25%の利下げが予想され、11日のG7を控え積極的に動き難い事もあり、売り一辺倒の流れも考え難いが、上値は重く、徐々に値を下げる可能性がある。


ポンド円の4時間チャートは、198~202円の上限を超えて買いになっていたが、出発点の202円近くまで値を戻している。上値のポイントは、203.37円、204.33円、205.11円。下値のポイントは、202.01~07円、201.79~84円、200.09円、198.43円、197.93円。RSIは67と上昇ラインが崩れ、トレンドモメンタムは売りに変わりそうである。トータルの判断は、売り。


●本日の経済指標・その他
10:30 豪 2月の貿易収支=予想-25億豪ドル 前回 -27.23億豪ドル
10:30 豪 2月の住宅建設許可件数=前月比予想0.0% 前回1.9%
14:00 日本 2月の景気動向調査・速報:先行指数=予想50.0% 前回36.4%、一致指数=予想44.4% 前回20.0%
14:45 スイス 3月の失業率=予想2.6% 前回2.7%
17:30 ユーロ 4月のsentix index=予想-1.30 前回0.40
19:00 独 2月の鉱工業生産=前月比予想-0.5% 前回1.8%
21:30 カナダ 2月の住宅建設許可=前月比予想1.0% 前回-2.9%
04:00 米 2月の消費者信用残高=予想55億ドル 前回69億ドル
OECD 日本経済見通し発表
グリアOCED事務総長の記者会見
イエレン・サンフランシスコ連銀総裁とコーン米FRB副議長、地区連銀シアトル支店主催会合で挨拶(レントン、ワシントン州)