2008年5月5日 本日の為替戦略

月曜日の為替市場は、東京市場が月曜日・火曜日と連休となり、更には、ロンドン市場が休場でとなる。アジア・欧州時間には主要な経済指標の発表も無く、米国市場で米ISM非製造業景況指数の発表とバーナンキFRB議長の講演が相場の変動要因となっているだけで、市場参加者も極端に細ることが予想される。


先週末には、USDJPY=105円、USDCHF=1.05、各大台をクリアして終了、EURUSD=1.5360まで下落、目先のターゲットまで一時値を下げている。達成感からドル売りに変わる可能性も残るが、主要取引市場が休場の中で、投機筋はどこまでドル買いが続くのかを試すことが予想される。


●ドル円
ドル円は、105円を上抜けしたことで、新たなドル買いの相場に入っているが、本邦実需筋にとっては、先物ドル売り予約を105円台目標としている企業も多く、105円後半からのドル売りは強そうである。投機筋のドル買と実需筋の売りに挟まれて、売り買いが交錯することが予想される。


ドル円の4時間チャートは、上昇トレンドが続き、ラインの中間地点で取引が続いている。上値のポイントは、105.67円、106.67円、106.94円、107.29円。下値のポイントは、104.98円、104.74円、104.53円、104.15円、103.68円。RSIは62と上昇ラインが続き、トレンドモメンタムも買いを継続している。トータルの判断は、買い。104.74円を割り込んだら一時撤退。


●ユーロドル
ユーロドルは、ユーロ圏の消費者物価もひとまず落ち着き、利上げ観測が後退、米国の利下げ終了との思惑に、1.55を割り込み1.53台まで下落、とりあえず下値を確認した可能性が高くなっている。1.53を割り込むまでは、1.53台を底値に1.53~1.56のレンジ取引で臨みたい。


ユーロドルの4時間チャートは、1.55~1.57のレンジ相場の下限を割り込み下落が続いている。上値のポイントは、1.5467、1.5496、1.5533、1.5641。下値のポイントは、1.5406~11、1.5365、1.5344、1.5219~29。RSIは32と下降ラインが続き、トレンドモメンタムも売りを継続している。トータルの判断は、売りだが、1.5365~1.5533のレンジを考えたい。


●ポンド円
ポンド円は、ポンド安や利下げを示唆する発言にも、以外にも健闘している。ロンドン市場が休場でポンドの取引も細ることは避けられないが、市場が落ち着いてくると、キャリートレードが拡大し、高金利通貨の買いが強まる傾向にある。ポンド円はレンジ相場に入り方向感が定まらないが、円クロスでは通貨間で動きは異なるものの、全体では円ロングポジションの巻き戻しが続き、弱い円売りの流れに入っている。


ポンド円の4時間チャートは、205円~208円のレンジ上限を上抜けしたが、再び208円を割り込み、広くは203円~209円のレンジで取引が続いている。上値のポイントは、208.98円、208.98円、210.09円、210.57円。下値のポイントは、206.88円、205.79円、205.57円、205.10円。RSIは51と横ばいが続き、トレンドモメンタムは買いになっている。トータルの判断は、弱い買いで、207円~209円のレンジを考えたい。


●本日の経済指標・その他
こどもの日(東京市場休場)、ロンドン休場(アーリー・メイ・バンク・ホリデー)
9:30 豪 第1四半期住宅価格指数=前期比予想 前回3.2%
10:30 豪 4月 TD-MIインフレ指数=予想 前回0.4%
17:00 ユーロ 4月 Sentix Index=予想4.4(前回4.1)
23:00 米 4月 ISM非製造業景況指数=予想49.5 前回49.6、景気指数=予想51.5 前回52.2
9:30 米 バーナンキFRB議長が夕食会で講演「モーゲージ延滞と住宅差し押さえへの対応」
スイス 国際決済銀行(BIS)=グローバルエコノミー総裁会議(最終日、バーゼル)